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住宅ローンの種類
住宅ローンは大きく分けて、国や自治体などが提供する「公的ローン(公的融資)」、都市銀行や地方銀行などが取り扱う「民間ローン(民間融資)」、公的ローンと民間ローンの中間に位置する「フラット35」があります。公的ローン
1.財形住宅融資
住宅金融支援機構が提供しているもので、金利は返済の開始から終了までの全期間、5年ごとに見直す固定金利。勤務先で毎月の給料から一定額天引きされる「財形貯蓄制度」を1年以上継続し、その貯蓄が50万円以上であるなど一定の条件を満たしている人が利用できます。
他の住宅ローンと比べて金利が低い傾向にありますが、5年ごとに金利を見直すので、返済負担額が上がる可能性も。
その他の要件については住宅金融支援機構のホームページから確認できます。
https://www.jhf.go.jp/loan/yushi/info/zaikei1.html
2.自治体融資
都道府県や市町村が取り扱う融資制度で、金利や借入れ条件などは自治体によって異なります。ただし、全ての自治体が実施しているわけではありません。民間ローン
一般的な住宅ローンの借り先が民間ローンです。銀行や信用金庫などの金融機関やJA、生命保険会社などで取り扱っています。
商品の種類が豊富で、各社によって金利や審査基準も様々。
金利タイプは変動金利型、固定金利期間選択型、全期間固定金利に分かれます。
フラット35
住宅金融支援機構と民間の金融機関が共同で取り提供しているもので、銀行のほか信用金庫や労働金庫、保険会社など多くの金融機関が窓口となっています。金利は全期間固定金利。市場の変動で金利が左右されないので、将来の家計プランが立てやすいことがメリットです。
ただし、変動金利と比べると、金利が高めに設定されている傾向にあります。