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家づくりのステップ

「マイホームが欲しいけど、何から始めたらいいかわからない…」という人に向けて、情報を集める段階から引き渡しを受けるまでの流れまとめました。家づくりの計画を立てる際の参考にしてみてください。

※物件によってはスケジュールが前後するので、契約する住宅会社や不動産会社などに事前に確認を。

 

<ステップ1>物件を決める

●資金計画と条件をまとめる
現在の貯蓄額や親からの資金援助などを踏まえて、購入できる物件価格を把握します。生活費や住宅の維持費を考慮しつつ、無理のない資金計画を立てましょう。家探しの優先順位を家族で話し合うことも大切です。現状だけでなく、子どもたちが独立した後など、将来の住まい方もイメージしましょう。

 
 
●実際に見学会へ参加する
家づくりの要望をある程度まとめたら、RENETやインターネットで条件に合う物件を絞り、見学会へ行ってみましょう。完成済み物件は、実際の部屋の広さや収納の使い勝手、日当たり、周辺環境などを実際に体感できることがメリットです。未完成物件と比べると、入居するまでの期間も短くすみます。

<ステップ2>購入手続きを進める

●売買契約を締結する
気に入った物件が見つかったら購入申し込みを行います。価格や引き渡しなどの条件について売主と買主の間で合意すれば、売買契約を締結します。契約時には「手付金」を支払うことが一般的で、相場は売買代金の5%〜10%です。また、契約前には宅地建物取引士から重要事項説明を受けます。このときに疑問に思うことや不明なことがあれば質問しましょう。

 
●住宅ローンの申し込みをする
売買契約の締結後、金融機関に住宅ローンの申し込みをします。必要書類を集めるのに時間がかかりがちなので、余裕をもって準備を進めておきましょう。審査に通れば、住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)と、担保となる物件に抵当権の設定をする契約を同時に行います。

<ステップ3>引き渡しを受ける

住宅ローンの融資が実行され、手付金を引いた購入額を全て支払います。残金決済後は登記手続きや、住まいの鍵の受け取りなどを行います。引き渡し時に受け取った書類は後で必要になることもあるので、しっかりと保管しておきましょう。