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住宅購入にも影響!?木材価格の推移

建築資材の価格が上がれば、住宅価格にも影響してきます。マイホーム購入を検討している方は目を向けておきたいところです。そこで、今回は木材価格の変動について紹介します。

 
新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナ侵攻を要因として2021年・2022年にかけて木材価格は急騰する事態となりました。2022年5月にはスギの価格は最高値131,800円/㎥(スギ正角/乾燥材)を記録しました。

 
これが、6月を境に木材価格は下落傾向をたどり、12月には最高値比17.8%減の10万8300円/㎥まで値下がりしました。2023年に入ってもこの下落傾向は続き、9月には8万8500円/㎥を記録しています。背景にはコロナ禍で起こった木材の急激な需要が落ち着いてきたことや、ロシアから輸入していた木材を他の産地から調達できるようになってきたことなどがあります。

資材の価格は各社が使用している木材の種類や仕入れ先などによって変わってきます。住宅購入を検討された際は営業マンに相談しましょう。  また、資金計画を重視したい人は建売住宅がぴったりです。すでに建物が完成しているので、物件価格や諸費用を把握しやすいからです。

 
木材に限らずその他の住宅資材なども社会情勢によって価格が上がったり、下がったりします。こまめに情報収集をしたり、営業マンに相談をしたりして、自分にとっての最適な住宅購入のタイミングを検討してみましょう。