キッチンは大きく分けて６つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。

冷蔵庫、シンク、コンロが横一直線に「Ｉ」の字のように並んでいるキッチン。日本の住宅で一番よく見かける形です。壁面にくっつけて設置するため、キッチン周りを隠せることがメリット。
 
シンクとコンロを分けた２列で構成されているキッチン。Ⅰ型キッチンに比べて、シンクと調理スペースの周りをそれぞれ広くとることができるため、複数人での調理作業もしやすいです。

冷蔵庫、シンク、コンロをL字型に並べたキッチン。シンクとコンロが同じ並びでなく、90度の角度をつけることによって、違う向きに設置されています。
 
冷蔵庫、シンク、コンロをＵ字型に配置しているキッチン。3方向に対してキッチンスペースが確保されているため、体の向きを変えるだけで複数の調理機器を扱うことができます。

流しや調理台など機器の一部または全部を壁面から離し、独立した島（アイランド）のようになっているもの。壁に面していないため、開放感があります。多くの人がキッチンに立てることも特徴の１つです。

片方は壁に付き、もう片方は半島（ペニンシュラン）のように部屋に突き出した形になっているキッチン。前が壁になっていないため、すっきりとした見た目をしています。