住まいに関する様々な話題をお届けします。

現在、利用していない土地はありませんか?
遊休地は所有しているだけでも税金や管理のコストがかかります。
家族が集まりやすいゴールデンウィークに遊休地の活用について話し合ってみてはいかがでしょうか?
 
 

遊休地とは?

遊休地とは活用されずに長期間、放置されている状態の土地のことです。遊休地を放置していると、様々なリスクがあります。
 
 

放置するリスク

●税金や管理するための費用がかかる
遊休地を所有しているだけでも固定資産税や都市計画税を支払わなければいけません。また、庭木や雑草の手入れといったように定期的な管理にもお金や手間がかかります。

 
●不法投棄の被害にあう可能性がある
遊休地を放置していると、不法投棄の被害にあうケースがあります。ごみの撤去費用や不法投棄防止を呼び掛ける看板の設置など、余計な支出が増えてしまうかもしれません。

※その他にも様々なケースがあります。

 

主な活用方法

遊休地の活用方法は色々あります。具体的には以下の通りです。

●賃貸経営
賃貸経営は遊休地に賃貸住宅を建てて貸し出す方法です。一定の収入を得られますが、経費として固定資産税や建物の修繕費などがかかります。

 
●トランクルーム経営
トランクルーム経営とは、遊休地にトランクルームを設置して、契約者の荷物を保管する事業です。比較的場所を選ばずに始められます。

 
●駐車場経営
駐車場経営は賃貸経営と比べると、建物を建てる必要がないので、初期費用を抑えられます。ただし、立地条件が影響するので、駐車場の需要がある地域か見極めることが大切です。

 
●売却する
遊休地を売却すると、土地を手放すことになるので、固定資産税や都市計画税を支払わずに済みます。また、現金化することで、相続人に分割しやすくもなります。

【知っておきたい譲渡所得】
譲渡所得とは土地や建物などの資産を売却することで生じる利益のことです。不動産を売ったときに生じる譲渡所得には所得税と住民税が課税されます。

 
最適な遊休地の活用方法は土地の形状や周辺環境などで変わります。まずは土地と建物の専門家である不動産会社に相談してみましょう。