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住宅ローンの申し込みから実行までの流れ

住宅ローンを利用するには様々な書類を提出したり、審査を受けたりする必要があります。

そこで、今回は住宅ローンの申し込みから実行までの流れについて紹介します。

マイホーム選びと並行して計画的に進めましょう。

 

ステップ1 住宅ローンの情報収集をする

金融機関によって金利や取り扱っている商品が違います。

複数の金融機関を比較検討して、自分に合った住宅ローンを見つけましょう。

 

ステップ2 金融機関に事前審査を申し込む

金融機関による住宅ローンの審査は事前審査と本審査があります。

事前審査は本審査と比べると、簡易的なもので、最近はインターネットから申し込みができる金融機関が増えています。

審査にかかる期間は数日から1週間程度です。

 

ステップ3 住宅の売買契約を結ぶ

事前審査に通ったら住宅会社と売買契約を締結します。

また、事前審査に通ったからといって、本審査に通るとは限りません。

このような場合に備えて、一般的にローン特約を結びます。

ローン特約とは、住宅ローンの審査の承認が下りなかった場合、売買契約を解除できる特約のことです。

ただし、買主が住宅ローンの申し込みをしなかったり、書類準備を怠ったりしたために借り入れができなかった場合、適用されないので、注意しましょう。

 

ステップ4 本審査を申し込む

一般的に住宅会社と売買契約を結んだ後に本審査の申し込みを行います。

本審査では事前審査よりもより詳しく審査されます。

審査にかかる期間は通常10日から2週間程度です。

 

ステップ5 住宅ローンを契約する

本審査に通過したら、住宅ローン契約(金銭消費貸借契約)と、担保となる物件に抵当権の設定をする契約を同時に行います。

 

ステップ6 住宅ローンの融資実行

融資実行とは、金融機関から借りた住宅資金が、融資を受けた人の口座に振り込まれることです。

この資金が売主に支払われ、所有権移転登記や抵当権設定登記が行われると、物件の引き渡しとなります。

 
 

今回、紹介した住宅ローンの手続きの流れは、あくまで一例です。

金融機関によってはスケジュールが前後するので、契約予定の金融機関に事前に確認をしましょう。